第6回 全国大会 実行委員長あいさつ
この競技会は、宇宙エレベーターという夢のあるテーマで、小学生でも取り組みやすいレゴブロックを使って宇宙エレベーターロボットを製作し、宇宙や物理、プログラミングを学びながらものづくりの基本となる考え方を身につけ、学んだ事の発表の場、交流の場とすることを目的としています。今年で6回目となる宇宙エレベーターロボット競技会全国大会を、2018年11月11日(日)に神奈川大学横浜キャンパスで開催しました。2回の関東予選(参加チーム数100、参加人数350名)と関西予選(参加チーム数27、参加人数100名)を勝ち抜いたチームが全国から63チーム、214名の小中高生が集結しました。
競技会では、世界標準のロボット教材をプログラミングして、地上5mに設置された“宇宙ステーション”へ、いかに速く正確にピンポン玉を運ぶか、また、宇宙ステーションにあるピンポン玉をいかに速く正確に地上へと運ぶかを競いました。競技後はポスターセッションを行い、参加者同士で交流を深めました。また会場には、参加者の家族や学校の教員が応援に駆けつけ、見学者数は約700名にのぼりました。また、今回より文部科学省が後援となり、中高校生中級部門で優勝した早稲田中学校物理研究部に文部科学大臣賞が贈られました。